Datadog UI 上でポチポチしていたら偶然気付いたのですが、 Datadog の rollup 関数でタイムゾーンと開始タイミングを指定できるようになっています。
Rollup関数
グラフでデータポイントのロールアップを強制できる rollup()
関数があります。
現時点ではドキュメントは更新されていないようでした。
- Rollup
The function takes two parameters,
<AGGREGATOR>
and optionally<INTERVAL>
:.rollup(<AGGREGATOR>,<INTERVAL>)
or.rollup(<AGGREGATOR>)
.
リポジトリにそれらしき更新予定があったので近い内に記載されると思います。
Calendar interval
と呼ぶようです。
Calendar interval
rollup を指定した際に見慣れない項目があります。
日次、週次、月次、年次が選択できます。
- every
- Choose to rollup your data into seconds, minutes, hours.
- daily, weekly, monthly, yearly
- Rollup your data into single-{day, week, month, year} buckets.
◯次を選ぶとタイムゾーンと開始タイミングを選択できます。
数式例
# rollup with calendar interval .rollup(AGGREGATOR, CALENDAR, [CALENDAR_INTERVAL], [TIMEZONE])
- daily
- 時刻 (N am/pm)
- weekly
- 曜日 (sunday, ..., saturday)
- monthly
- 日 (1st, 2nd, 3rd, 4th, ..., 31st)
- yearly
- 月 (janualy, ..., december)
これまでは rollup を利用すると起点が UTC 00:00 固定になっていました。 every を指定することでこれまで同様の動作となります。既存のグラフで rollup を使用していた箇所も every となっていました。
今後は集計値を取る際に、タイムゾーン・起点を指定できるようになるため、柔軟なグラフが作成できるようになります。